日本車メーカーの今後
革新が自動車産業の技術開発力だけで起こりうるかどうかは定かでないのです。
・・・かといって、他産業とくに先端技術産業の開発力の成果を待っているだけでは、急激な変化が実際に起きたときについて行くことができないのです。
何よりも大切なことは、製品技術の革新といえどもある日突然空から降ってくるようなものではなく・・・
いろいろな基礎研究開発から設計技術、生産工程技術の緊密な連携のもとで現在日進月歩で進みつつあるエレクトロニクスや新素材、情報関連技術などの周辺領域技術をとり入れた高いレベルの工程技術の革新をつみ上げていく中からその先行きが見えてくるものです。
このような努力の産物として出てくるものだということを認識していくことでしょう。
現在は、先端技術が脚光を浴びるハイテク・ブームの時代ですが・・・
基礎技術としてのハイテクもさることながら日本の半導体やエレクトロニクス産業の競争力の強さ、中古車の多さが、工程技術を加味したカスタム・メイド的な応用分野にあるといわれていることに照らしてみても・・・
先端技術をとり入れる場合自動車メーカーが、その蓄積した工程技術のノウハウを活用しつつよりハイレベルの独自の工程技術を確立していくことが、脱成熟時代を生き抜き・・・
そして、来るべき製品技術の革新に備える道でしょう。